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伝統の逸品

(出典:しまねブランド推進課 しまねの伝統工芸より)

その他

杉葉線香

■杉葉線香

杉葉線香は、江戸時代初期より杉の葉の粉末を主原料にして、手作りで製造されてきた。杉葉特有の香りと、火のつきがよく折れにくいのが特徴。製造過程で最も重要なのは、杉葉粉とのり粉(日本産は椨の木の葉の粉末)を混ぜ合わせ、熱湯でよく煉合せる点。固さと粘着力の確認は手先の感覚のみが頼りとなるため熟練の技を要する。また、煉合せた物を線香状(生そばの様な状態)にし切断する作業や、風を通し天然乾燥させる作業もすべて手作業で行なわれる為、ここでも常に手先の感覚が大切となる。求めやすい価格であることもあって、広く庶民に愛用されている。野線香ともよばれている。

【製造過程】練り合わせ→生仕出し→乾燥→結束包装

【主な製品】線香

石見神楽蛇胴

■石見神楽蛇胴

石見地方の伝統芸能の一つ「石見神楽」舞踊で用いられる道具。「石見神楽」の代表的演目で、全国的にも有名な「大蛇」には欠くことのできないものである。明治時代、それまで長い布を体に巻き付けて舞われていた大蛇に代わり、提灯の胴からヒントを得て蛇腹が考案された。 この地方の伝統的な石州半紙を材料に用い、骨づくりから彩色、胴のつなぎ合わせに至るまで全ての工程が手作業により製作されている 。

【製造過程】原型(石こう)→釜入れ→仕上げ

【主な製品】内裏雛人形・天神

石見根付

■石見根付

石見根付は、清水巌(1733年生)を祖とし、娘の文章女(ぶんしょうじょ)、孫の巌水(がんすい)及びその一門が完成させた技巧であり、クモ、カエル、ムカデなどの身近な生き物を図柄とし、猪の牙、海松(珊瑚の一種)や硬質な木を材料として、多くの秀作が残されている。特に浮彫り、毛彫りの手法は優れ、「石見もの」「石見派」として高く評価されている。この技法もいったんは後継者が途絶えたものの田中氏がこの技術を継承し現在に至っている。

【製造過程】素材の選定→切断→荒削、中彫→仕上(細部に亘って彫り込む)→磨き→彩色→彫銘

【主な製品】根付け、木彫面、置物、衝立、扁額、アクセサリー

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