ディスカバ−!島根

HOME 頑張り企業 伝統の逸品 島根の魅力 島根特産館 つれづれなる三日坊主日記 求人コーナー 勝手にランキング 管理人オススメ新着ニュース

伝統の逸品

(出典:しまねブランド推進課 しまねの伝統工芸より)

染織

筒描藍染

■筒描藍染

中心に家紋を置き、四隅に鶴亀・松竹梅・宝づくしなど縁起物の模様が描かれた筒描藍染で作った風呂敷。これを嫁入り道具のひとつとして持たせるというのが、出雲地方の江戸時代からの風習である。模様を描くための糊は、藍で繰り返し染められ乾燥した後に高瀬川の水流によって落とされる。このとき、川の流れに身を任せるようにして絵模様が浮き出してくる。この作業は出雲地方の風物誌ともなっている。独特な色調は、洗えば洗うほど鮮明になり、藍の香りに加えて素朴な文様が庶民的な美しさを感じさせる。伝統的な製品はもちろんのこと、現在はテーブルセンターやのれんといった室内装飾としてのニーズも増えている。

【製造過程】生地準備工程→染色準備工程→染色工程→仕上げ工程

【主な製品】風呂敷・のれん・テーブルセンター

広瀬絣

■広瀬絣

文政7年(1824年)、長岡貞子が米子の絣の染織技術を習得し、広瀬で広めたのが始まりとされる。広瀬藩の絵師・堀江友声の図案で織られた絣も残っている。広瀬絣の特徴は、和紙に柿渋を塗り文様を縦長に拡大して切り抜く独特の型紙を使い、絵模様と幾何学的なパターンとを織り混ぜた絣模様にある。この模様は、現代にも通じる新しい感覚の図柄が多い。手織り機で絣糸を文様通り織り上げるその作品は、斬新でありながらも手作りによる素朴で自然な味わいを持つ。広瀬絣は大変手間のかかる絵絣であるが、それだけに堅牢。弓浜絣・倉吉絣と並ぶ山陰の代表的な絣である。

【製造過程】型紙制作→整経→型付け→結束→発酵→藍染→機織

【主な製品】着物・布団地・のれん・小物入

武者絵五月幟

■武者絵五月幟

山陰地方では、端午の節句になると、歴史上の有名な武将の絵を描いた幟を庭先に立てる。これは、男子誕生の祝いと子供の出世を願うもので、古くより当地方に伝わる習慣である。江戸時代から作られている幟は、巾65〜67cm、長さ6m30cmの綿布に米糊を付け伸子張りして乾燥させた後、薄墨で下絵を描いていくのだが、この下絵描きが最も長年の経験と感覚を必要とする。というのも、下絵が幟絵の基本となるからである。下絵が完了したら、次に色付けをして豆汁で溶かした墨で輪郭をとり金・銀で模様を入れ、幟の上部に注文者の家紋を入れる。竹竿に立てられるように筒を付け仕上げたら完成となる。広瀬町宇波では、今なお手書きの手法を受け継ぎ製作している。風にたなびく幟は、時代絵巻さながらの勇壮さを持っている。

【製造過程】綿布糊つけ→伸子張→天然乾燥→下絵書→絵具付→墨で輪郭を書く→金銀模様入れ→定紋入れ

【主な製品】武者絵五月幟

安来織

■安来織

安来織は絣織から発展したもので、その技法が確立したのは江戸時代だといわれている。よこ糸に絣を織った絵絣の工芸品であるが、もとは絹糸を使用していた。しかし、絹糸が手に入りにくくなったため現在の素材となったのである。絣はよこ糸として手で括らせ、藍で先染めし織り上げた製品は、強いうえ洗えば洗うほど絵模様が鮮明になり独自の美しさが出てくる。河井寛次郎からのアドバイスを受けながら製作し、彼の展示会に出品した際の評判の良さがきっかけとなり本格的につくられるようになった。安来織のトレードマークは、棟方志功の描いた観音様が図案となっている。また、元県知事の田部長右衛門や版画家の長谷川富三郎といった著名人らも原画を手がけている。

【製造過程】種糸づくり→糸染め→機織

【主な製品】のれん・帯・テーブルセンター・ざぶとん

出雲織

■出雲織

出雲織は絣織から発展したものである。技法は江戸時代に確立され、その模様は創造的・独創的な感覚で配列されている。また藍染めにこだわりを持ち、藍がめの温度管理に細心の注意を傾けているとともに、織糸の色合いにも出雲織ならではの微妙な加減を施している。「よそで作っている物、よそで買える物は絶対に作らない」という精神で、伝統的な手織りの工程と技法を大切にし、手作りの独創性とやさしさ、本物のうつくしさを求めながら意欲的に創作に取り組んでいる。実用性に富み、洗えば洗うほど独特の深みと美しさがでてくる点も出雲織の特徴のひとつとしてあげられる。

【製造過程】糸つむぎ→種糸づくり→整経→糸染め→機織

【主な製品】帯・着尺・テーブルセンター

出西織

■出西織

技術技法は江戸時代に確立されている。斐川町出西では、昭和30年(1955年)から機織りが始められた。出西織は、白綿・茶綿の自家栽培から始まり、糸ぐるまでの綿手紡ぎや「発酵建て」と呼ばれる伝統の藍染め、そして手織りまで全てを創始者である多々納桂子氏が一人で手がけている。発酵建ては別名「地獄建て」といわれるほど熟練の腕を要求されるものである。手紡ぎの糸は繊維が短く弾力にとんで復元力が強いことを特徴としていることから、出来上がった製品は、いずれも独特のざっくりした布味を持っている。使い込むほど味の出る、暮らしに密着した手織物として広く愛用されている。

【製造過程】綿栽培→綿種とり→綿打→綿手紡→糸染め→糸巻き→製経→機織り

【主な製品】服地・帯地・テーブルクロス

石見神楽衣装

■石見神楽衣装

石見地方の伝統芸能の一つ「石見神楽」舞踊で用いられる衣装。石見神楽では舞衣(まいぎん)と呼ばれる。明治十五年から次第に華美になり、大正期には現在のような金糸、銀糸の豪華絢爛な衣装となった。 金襴や、繻子(しゅす)、黒ビロードの生地に金糸、銀糸で昇り竜や唐獅子、鶴などの刺しゅうを施し、またメッキされた銅板やガラス玉等も生地に一針ずつ丹念に縫い込んでいく。これらは全て手作業。重量もあり、仕上がりは舞子の肩にずっしりと食いこむほど。一着仕上がるには数カ月から半年かかり、金額も一着数百万もする豪華なものもある。各社中がそれぞれにデザインを工夫し個性を生かしているため、同じものは一着も無い。

【製造過程】デザイン決定→生き物制作→刺しゅう→仕上げ→縫製→完成

【主な製品】石見神楽衣装(鬼着、水干、陣羽織、鎧、鎧下、袴、打掛、片きり他)

HOME頑張り企業伝統の逸品島根の魅力島根特産館三日坊主日記BLOGでGO!新着ニュース会社概要